今週もCreative Marketで過去に無料配布された、週替わりの注目素材をシェアしたいと思います。
高品質な素材は、私たちの作業時間をぐっと短縮し、より本質的なアイデア出しやデザインの調整に集中させてくれます。これは、AIを活用して創造的な時間を確保するという、当ブログのテーマにも深く通じるアプローチです。
この記事で紹介している素材の無料配布は終了しましたが、Creative Marketでは毎週新しいアセットが無料配布されています。この記事を、今後のお得な情報をキャッチするための参考としてご活用ください。
この記事で分かること📖
🎁 過去の宝物: 2025年7月第2週に無料で手に入った、4つの高品質アセットの魅力と活用法
🤔 選ばれる理由: なぜ世界中のデザイナーがCreative Marketに集まるのか?その価値を多角的に深掘り
⚖️ 安全な使い方: 「フォント」と「それ以外」で異なるライセンスを徹底解説。もう迷わない!
Creative Marketはなぜクリエイターに選ばれるのか?
個別の素材紹介に入る前に、少しだけ「Creative Market」というプラットフォームそのものについて、私なりの視点でお話しさせてください。なぜこのサービスが、単なる素材販売サイトに留まらず、世界中のクリエイターから熱烈な支持を集めているのでしょうか。
クリエイターの「時間」という最も貴重な資産を生み出す価値
私たちデザイナーやクリエイターにとって、最も貴重な資産は「時間」です。Creative Marketが提供する最大の価値は、まさにこの時間を生み出してくれる点にあると私は考えています。
- 効率化による時間創出: ゼロからアイコンやテクスチャ、フォントを作成する時間と労力は計り知れません。高品質なアセットを活用することで、その工程を大幅にショートカットし、クライアントとのコミュニケーションや、コンセプト設計、デザインの細やかな調整といった、より本質的で創造的な作業にリソースを集中できます。
- 学習とインスピレーションの源泉: ここに並ぶアセットは、世界中の第一線で活躍するクリエイターたちの作品そのものです。それらを眺め、実際に使ってみることで、最新のデザイントレンドを肌で感じ、自分にはなかった表現方法やアイデアに触れることができます。これは、どんな教本よりも実践的な学びの機会と言えるでしょう。
- 経済的合理性: プロジェクト単位で見れば、数千円のアセットを購入することで数十時間の作業が短縮できるなら、それは非常に合理的な投資です。そして、定期的に行われる無料配布は、その恩恵をリスクなく享受できる、またとないチャンスなのです。この記事で紹介するアセットも、過去に無料で提供されていました。
カジュアルで温かい、絶妙な手書き感『Tomato Pasta Handwritten Font』

さて、ここからが過去に無料配布されたアセットの紹介です!
まず最初に紹介したいのが、この手書きスクリプトフォント『Tomato Pasta Handwritten Font』。もう、名前からして可愛いですよね!PCの画面から、ふわりと美味しい香りがしてきそうです。
このフォントの魅力は、なんといってもその「ちょうどいいカジュアルさ」。きっちりしすぎていないのに、だらしなくも見えない。まるで、気の置けない友人が書いてくれたような、自然な温かみを感じさせます。
- どんなデザインに使える?
- カフェやベーカリーのメニュー、ショップカード
- 料理ブログやライフスタイル系メディアのアイキャッチ画像
- ハンドメイド作品のパッケージデザイン
- ウェディングの招待状やウェルカムボード
- SNS投稿のアクセント
RegularとBoldの2種類のウェイトが用意されているのも、本当に気が利いています。見出しはBoldで力強く、本文はRegularで読みやすく、なんて使い分けも簡単。デザインにリズムと階層が生まれます。
注目ポイント📌
✍️ 商用利用可能な「Desktop License」で提供!
✌️ RegularとBoldの2ウェイト収録でデザインの幅が広がる
🌍 英語だけでなく多言語に対応しているのも心強い
デジタルをアナログに変える魔法『Realistic Procreate Digital Brushes』

次に紹介するのは、iPadでのお絵描きライフを激変させてくれるかもしれない、Procreate用のデジタルブラシセット『Realistic Procreate Digital Brushes』です。私自身、Procreateを愛用しているので、こういうリアルな質感のブラシには目がありません!
「デジタルで描いた絵って、どうしても”のっぺり”しちゃう…」そんな悩みを抱えているクリエイターは多いはず。このブラシセットは、その悩みを一掃してくれるかもしれません。
- 収録ブラシの魅力
- Great 8B Pencil: まるで本物の鉛筆で描いたような、ざらっとした質感がたまりません。
- Oil Smudge: 油絵具を指でこすったような、リアルな混色とにじみが表現できます。
- Buildable Gouache: 不透明水彩絵の具「ガッシュ」のような、重ね塗りできる質感が魅力的。
- Micron Liner 0.8: 細かい線を描くのに最適な、定番のペンライナー風ブラシ。
など、全20種類が収録されています。どれもこれも、制作者が実際の画材からサンプリングしたというだけあって、その再現度は息をのむほど。
そして、このセットの真骨頂はブラシだけじゃないんです。なんと、テクスチャ付きのデジタルキャンバス(.procreate形式)まで付属してくる!紙の質感を再現した7つのレイヤーが用意されていて、オン・オフするだけで簡単に自分好みのキャンバスが作れてしまう。これはもう、反則級のクオリティです…!
注目ポイント📌
🎨 まるで本物の画材!アナログ感あふれる20種類のブラシ
📜 作品の質感を劇的に向上させるテクスチャー付きデジタルキャンバスが付属
🧑🎨 個人的な創作活動やスキルアップの最高の相棒に
優雅で美しい水中の世界『CORALS – Watercolor Seamless Patterns』

続いては、息をのむほど美しい水彩のシームレスパターン集『CORALS』です。シームレスパターンとは、つなぎ目なく連続して表示できるパターンのこと。Webサイトの背景やテキスタイルデザインなどで非常に重宝します。
この素材のテーマは「サンゴ」。繊細なタッチで描かれた水彩のサンゴや海のモチーフが、ラグジュアリーで落ち着いた雰囲気を醸し出しています。眺めているだけで、心がすーっと静かな海の中に潜っていくような感覚になりますね。
- 考えられる活用シーン
- Webサイトやブログの背景
- 高級感のある商品パッケージ
- 便箋や封筒などのステーショナリーデザイン
- ファッションのテキスタイルプリント
- インテリア用のポスターやファブリックパネル
この素材のすごいところは、そのクオリティの高さ。解像度は300 DPI、サイズも7583 x 5058 pxと非常に高解像度なので、Web用途はもちろん、ポスターなどの大きな印刷物にも余裕で対応できます。
注目ポイント📌
🌊 繊細なタッチで描かれたラグジュアリーな水彩パターン
🖼️ 印刷にも耐えうる高解像度・高画質データ
✨ WebからDTPまで、個人的な制作物の世界観を深めるのに最適
自分を売り込む最強の武器『2 Page Media Kit Canva Template』

最後にご紹介するのは、フリーランスのクリエイターやインフルエンサーにとって、今や必須ツールとも言える「メディアキット」のテンプレート『2 Page Media Kit Canva Template』です。
メディアキットとは、企業に自分を売り込むためのプロフィール資料のこと。自分の実績やフォロワー数、提供できるサービス、料金などをまとめた、いわば「個人のための営業資料」です。これがあるかないかで、仕事の獲得率が大きく変わってくると言っても過言ではありません。
とはいえ、これをゼロからデザインするのは結構な手間と時間がかかります。そんな時、このテンプレートがあれば、デザインの時間を大幅にショートカットできます!
- このテンプレートの優れた点
- Canvaで簡単編集: 特別なデザインソフトは不要。Canvaの無料アカウントさえあれば、誰でも直感的に編集できます。
- 考え抜かれた構成: プロフィール、エンゲージメント率、フォロワー属性、過去の実績、料金表など、ブランドが知りたい情報が網羅された2ページの構成です。
- 高いカスタマイズ性: 自分のブランドカラーやフォント、写真に差し替えるだけで、あっという間にオリジナルのメディアキットが完成します。
まさに、「クリエイターがより本質的な創造活動に時間を割く」という考え方にぴったりのツール。面倒な資料作成はテンプレートに任せて、私たちはコンテンツ制作やクライアントとのコミュニケーションに集中できるのです。
ワンポイントアドバイス📌
🎨 自分のブランドイメージに合わせて色やフォントを大胆にカスタマイズしよう
✍️ 数字や実績は正直に、かつ魅力的に見せる工夫を
🔗 完成したPDFは、ポートフォリオサイトなどからダウンロードできるようにしておくと◎
【最重要】Creative Marketのライセンスを正しく理解する
さて、ここまで各素材を紹介してきましたが、クリエイターとして最も重要とも言える「ライセンス」の話を、ここで詳しく掘り下げたいと思います。ここを理解することが、トラブルを避け、安心してクリエイティブ活動を楽しむための絶対条件です。
Creative Marketのライセンスを理解する上で、まず最初に知っておくべきことは、「アセットの種類によって適用されるライセンス体系が異なる」という点です。大きく分けて、「フォント」と「フォント以外のアセット」でルールが変わります。
ライセンス | 主な用途 | 商用利用 |
---|---|---|
Personal | 個人の趣味、非収益SNS、ポートフォリオ | ❌ |
Commercial | クライアントワーク、販売商品(上限あり) | ✅ |
Desktop (Font) | ロゴ、印刷物、画像化されたWebバナー | ✅ |
Webfont (Font) | Webサイトへのフォント埋め込み | ✅ |

注意事項📌
⚖️ ライセンスのルールは、素材をダウンロードする前に必ずご自身で確認してください
🤔 「この使い方は大丈夫かな?」と少しでも迷ったら、使用を控えるのが最も安全です
🔄 Creative Marketの利用規約は将来変更される可能性があります。常に公式サイトの最新情報を参照しましょう
まとめ
今週も、Creative Marketには私たちの創作意欲を掻き立ててくれる素晴らしいアセットが揃っていましたね!
AIが進化し、単純作業を自動化できるようになった今、私たちクリエイターに求められるのは、より人間らしい感性や、創造性を発揮することです。Creative Marketのようなプラットフォームを賢く利用し、世界中の優れたデザインに触れることは、新たなインスピレーションを得て、自分の表現の幅を広げるための、最高の自己投資だと私は考えています。
今回ご紹介したアセットは、過去の無料配布期間(2025年7月第2週)に提供されていたものです。現在は有料で販売されていますが、そのクオリティは折り紙付きです。
Creative Marketでは、このように高品質なアセットが週替わりで無料配布されています。最新の無料アセット情報を毎週紹介していますが、公式サイトでもぜひチェックしてみてください。きっと、あなたの次の作品作りを力強くサポートしてくれるはずです。
注意事項・免責事項
この記事で紹介している情報は、過去の無料配布(2025年7月第2週)に関する記録です。記事公開後のライセンスの内容、および利用規約は、Creative Marketの都合により予告なく変更される可能性があります。素材を購入および使用する際は、必ずCreative Market公式サイトに記載されている最新のライセンス規約をご自身でご確認いただき、その内容に同意の上でご自身の責任においてご利用ください。ライセンスの解釈に関する最終的な判断は、ユーザー自身とCreative Marketの規約に委ねられます。当ブログでは、素材の利用によって生じたいかなる損害やトラブルについても一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
参考ソース
- 無料配布素材
- ライセンス関連
- 関連プラットフォーム

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