新しい液タブを迎える時、本体のスペック以上に気を使うのが「作業環境」です。
今回は、XPPenの最新世代から「Artist 12 3rd(11.9インチ)」と「Artist 16 3rd(15.4インチ)」に焦点を当てて、おすすめ左手デバイスを紹介します。
どちらも軽い力から反応するプロ級のペン性能(IAF 2g)を共通して備えていますが、本体サイズの違いにより、相性の良い左手デバイスは異なります。
| 機種 | デスク環境への影響 | 左手デバイスの選び方 | ||
|---|---|---|---|---|
| Artist 12 3rd | 設置スペースが小さく、デスクにゆとりができやすい | 大きめでも横に並べて快適に置ける | ||
| Artist 16 3rd | 設置スペースが大きく、デスク上が埋まりやすい | ワイヤレス型や、小型モデルが適する | ||
本体にもショートカットキーは搭載されていますが、さらに多くのツールを一瞬で切り替えたいという拡張性や、画面に張り付かずリラックスした姿勢で作業したいという快適性を求めるなら、外部デバイスの導入がオススメです。
2026年4月時点の情報を基に、これら2機種のポテンシャルを最大限に引き出せるデバイスを5つ厳選して比較・解説します。将来的な価格変動や新モデル登場の可能性も考慮しつつ、ご自身の環境に合った機材選びの参考にしてください。
💙純正の安心感と携帯性:XPPen ACK05
🎨クリスタ特化・空中で操作:CLIP STUDIO TABMATE 2
🎬プロの時短とブラインド操作:TourBox Elite Plus
🎮PC据え置きで多ボタン制圧:Razer Tartarus V2
🎮軽量な高コスパ機:8BitDo Micro
この記事で分かること📖
🚀本体キー以上の快適性:左手デバイスを導入する本当の理由
🤔サイズ別最適解:12インチと16インチで変わる相性の良い機材
🔧姿勢改善のヒント:長時間の作画でも負担を和らげるデバイスの選び方
💸コスパ最終検証:作業効率化のための投資基準
Artist 12/16 3rdと各デバイスの相性を徹底比較

Artist 12/16 3rdはPCでの本格的な作業はもちろん、USB Type-Cケーブル1本でAndroid端末に繋いでサクッと使える取り回しの良さが大きな強みです。
ここで必ず押さえておきたいのは、Artist 12/16 3rdはiPhoneやiPadには対応していないという点です。そのため、左手デバイスを選ぶ際も「PCとAndroid環境でどう使うか」が基準になります。
まずは、今回比較する5機種の接続方式や対応状況、おすすめの用途を一覧表で確認しておきましょう。
XPPen ACK05:薄型でダイヤル付きを手軽に持ち運ぶ
| 接続方式 | モバイルOS対応 | 想定される主な用途 |
|---|---|---|
| 有線 / 2.4GHz / Bluetooth | ✅対応 | ダイヤル付きで薄型。手軽に持ち運びたい方 |
Artist 3rdと同じXPpenの純正デバイスであるため、ドライバ周りの相性が良いのが魅力です。非常に軽量で、カフェやリビングへ持ち出しての作業にぴったりです。
CLIP STUDIO TABMATE 2:クリスタメインで、好きな姿勢でリラックス操作
| 接続方式 | モバイルOS対応 | 想定される主な用途 |
|---|---|---|
| Bluetooth | ✅対応 | クリスタメインで、楽な姿勢で操作したい方 |
クリスタ専用として設計されており、iPadやAndroid環境でも快適に動作します。手に握って使うため、デスクのスペースを気にせず自由な姿勢で描けるのが強みです。
TourBox Elite Plus:手元を見ない操作で、本格的な制作
| 接続方式 | モバイルOS対応 | 想定される主な用途 |
|---|---|---|
| 有線 / Bluetooth | ✅対応 | 映像や画像編集も並行し、手元を見ない操作を求める方 |
据え置きでの利用がメインになりますが、Androidにも対応しています。触覚フィードバックによる直感的な操作感で、日々の作業時間を大きく短縮できます。
Razer Tartarus V2:PC据え置きで、多数のキーを使いこなす
| 接続方式 | モバイルOS対応 | 想定される主な用途 |
|---|---|---|
| 有線のみ | ❌️非対応 (PC専用) | デスクに液タブを固定し、多数のショートカットを多用する方 |
PC専用のため、モバイル環境では使えません。しかし、12インチなどの省スペースな液タブと並べてPCデスクに固定するなら、32個のキーによる高い作業効率を発揮します。
8BitDo Micro:わずか24.8g。スマホやSwitchにも繋がる超小型パッド
| 接続方式 | モバイルOS対応 | 想定される主な用途 |
|---|---|---|
| Bluetooth / 有線 | ✅対応 | とにかく軽さを重視し、持ち運びや携帯性、価格の安さを重視したい。 |
重量わずか24.8gと、持っていることすら忘れるほどの超軽量コントローラーです。Android端末にもBluetoothで接続できます。「キーボードモード」を使えばイラスト用のショートカットを自由に割り当てられるだけでなく、そのままSwitchやスマホでのゲームプレイにも使い回せるのが最大の魅力です。
注目ポイント📌
「持ち運んで色々な場所で描くか」「PCデスクに固定して使うか」という作業スタイルが、選ぶべき接続方式と対応OSを絞り込む決め手になります。
手元を見ずにツールを切り替えられるか?直感的なキー配置と押し心地の違い

作業に集中するためには、手元を見ずに「指の感覚」だけでツールを切り替えられるかどうかが重要になります。各デバイスのキー配置と押し心地には設計の違いがあり、それが「ブラインド操作のしやすさ」に直結します。それぞれの特徴を比較表にまとめました。
| 機種 | デメリット | メリット |
|---|---|---|
| TourBox Elite Plus | ⚠️独特な配置のため、指が場所を覚えるまでは少し戸惑いやすい。 | ✅ボタンの形や高さが一つ一つ異なるため、触れた瞬間にどのボタンか判別できます。 |
| CLIP STUDIO TABMATE 2 | ⚠️ボタンの数が限られているため、非常に多くのショートカットを個別に割り当てたい場合には不向き。 | ✅ゲームコントローラーのように握り込めるため、画面から目を離さずに操作するのに適しています。 |
| Razer Tartarus V2 | ⚠️32個とキーの数が多いため、完全に配置を覚えるまでは押し間違いの可能性がある。 | ✅カチッとした明確な押し込み感があり、PCのタイピングと同じ感覚で迷わず操作できます。 |
| XPPen ACK05 | ⚠️フラットなキーが並んでいるため、指先の感覚だけでは特定のキーを探しにくい。 | 💙パンタグラフ式を採用しており、ノートPCのような滑らかで軽い打鍵感が味わえます。 |
| 8BitDo Micro | ⚠️持ち方にもよるが、R、R2ボタンが押しにくい。 | ✅ゲームコントローラーでお馴染みの十字キーやL/Rボタンがあり、直感的に指のポジションを把握しやすい。 |
各デバイスの操作感についてさらに詳しく
- TourBox Elite Plus:すべてのボタンが意図的に異なる形状で作られています。そのため、「今どのボタンに指が乗っているか」を触覚だけで確実に判断でき、作業中の押し間違いを防ぐ工夫が徹底されています。
- CLIP STUDIO TABMATE 2:親指で方向パッド、人差し指でトリガーを引くといった具合に、自然な手の形でそれぞれの指の役割が明確に分かれます。直感的な操作に優れています。
- Razer Tartarus V2:メカニカルスイッチのカチッとした感触と、メンブレン式の柔らかさを統合した独自のスイッチを採用しています。ホームポジションに手を置くように指を固定しやすいのが特徴です。
- XPPen ACK05:10個のキーが2列に配置されたシンプルな構成です。キーストロークが浅いアイソレーションタイプのキーキャップを採用しており、引っかかりのないスムーズな入力が可能です。
- 8BitDo Micro:十字キーやL/Rボタンなど、ゲームコントローラーそのものの配置です。非常に小さいため最初は少し慣れが必要ですが、16個ものボタンを備えているため、小型ながら十分な拡張性を持っています。
注目ポイント📌
「今どこを押しているか」を頭で考えなくなると、脳の処理リソースのすべてを描画作業そのものに集中させることができます。
キャンバス回転やブラシサイズ変更を直感的にする、ダイヤル操作

ストロークを引きながらキャンバスをくるくると回したり、ブラシの太さを微調整したりする「回す」操作の有無は、長時間の作業になるほど目に見えて差が付きます。各デバイスの回転パーツの搭載状況と、その操作感の違いを比較しました。
| 機種 | デメリット | メリット |
|---|---|---|
| TourBox Elite Plus | ⚠️非常に高価であり、3つの回転パーツを使いこなすには少し慣れが必要。 | ✅ノブ、ダイヤル、スクロールの3種を搭載。モーターの振動で回した量がわかるため、画面を見ずに直感的な調整が可能。 |
| XPPen ACK05 | ⚠️ホイールは1つのみのため、複数の数値を同時に調整するには設定の切り替えが必要。 | ✅約6,500円という低価格ながら、高感度なメカニカルホイールを搭載。手軽にダイヤル操作の恩恵を味わえる。 |
| Razer Tartarus V2 | ⚠️滑らかな無段階ダイヤルではなく、段階的なスクロールホイールのみ。 | ✅マウスのホイールと同じカチカチとした確かな回し心地で、PCのタイピング感覚のまま迷わず操作できる。 |
| CLIP STUDIO TABMATE 2 | ⚠️無段階の滑らかなダイヤルではなく、マウスのような段階的な回し心地のスクロールホイールとなる。 | ✅スクロールホイールを搭載しており、親指を上下に動かすだけで、ブラシサイズ変更やキャンバスの拡縮が行える。 |
| 8BitDo Micro | ⚠️直感的に回せるパーツが一切ない。ブラシサイズの変更などはボタンの連打で対応することになる。 | ✅約3,690円という安さで16個のボタンを使えるため、ダイヤル不要と割り切れるなら非常にコスパが高い。 |
注目ポイント📌
ストロークを引きながらブラシサイズを滑らかに変えたり、キャンバスをくるくると回したりする操作は、ダイヤル搭載機ならではの特権です。
長時間の作画でも首や肩が痛くならない?

長時間の作業において、左手をどのように配置できるかは、疲労や肩こりに直結します。デバイスの形状と重さが、あなたの作業姿勢を大きく変えます。
まずは、各デバイスの「重さ」と「姿勢への影響」を一覧で見てみましょう。
| 機種 | 重量の目安 | 形状の特長 | 姿勢の自由度 |
|---|---|---|---|
| XPPen ACK05 | 75g(ヤクルト1本分とほぼ同じ重さ) | 薄型・手のひらサイズ | 💙高い(好きな場所に置ける) |
| CLIP STUDIO TABMATE 2 | 軽量(単3電池1本使用) | 握り込み型 | 💙非常に高い(空中で操作) |
| TourBox Elite Plus | 424g(電池2本含む) | どっしりとした据え置き型 | ⚠️低い(手を預けて操作) |
| Razer Tartarus V2 | 据え置き型 | パームレスト一体型 | ⚠️低い(手を預けて操作) |
| 8BitDo Micro | 24.8g(ボールペンより少し重い程度) | 超小型パッド | 💙極めて高い(片手で包み込んで操作) |
- XPPen ACK05:重さわずか75gという極めて軽量な設計です。手のひらにすっぽり収まるサイズ感で、好きな場所にヒョイと移動させて使える取り回しの良さが魅力です。
- CLIP STUDIO TABMATE 2:最大のメリットは、机の上に手を置く必要がないことです。椅子にもたれかかったり、膝の上に手を置いたりといった一番リラックスした姿勢で操作できるため、首や肩への負担を和らげます。
- TourBox Elite Plus:電池を含めると約424gと、ずっしりとした重みがあります。ダイヤルを勢いよく回しても机の上で本体がズレない十分な安定感があり、手首を固定したまま指先だけで操作を完結できます。ボタンが全てバラバラなためブラインド操作性が非常に高く、1度手を離しても全くデバイスを見ずに操作に戻れます。
- Razer Tartarus V2:手首を支えるパームレストが一体化しているため、手のひら全体を預けて操作できます。手首が反り返りにくく、長時間のタイピング姿勢でも疲れにくい設計です。
- 8BitDo Micro:本体重量がわずか24.8gしかなく、片手の中にすっぽりと隠れるほどの小ささです。机の上に手を置く必要がなく、どんな姿勢でもリラックスして操作できるため、肩こりや手首の負担を和らげる効果は絶大です。
注目ポイント📌
姿勢を固定されがちな液タブでの作業だからこそ、左手を自由に動かせる(あるいは完全に預けられる)デバイスを選ぶことが、長く創作を楽しむための工夫になります。
12インチと16インチで変わるデスク上のレイアウト問題

液タブ本体のサイズがデスクをどれくらい占有するかは、左手デバイスを選ぶ上で見落としがちなポイントです。11.9インチと15.4インチでは、デスク上の空きスペースに差が出ます。8cmの差ですが、机がコンパクトな場合は注意が必要です。
| 液タブの機種 | デスク上の余裕 | 相性の良いデバイスの特徴 | おすすめの機種 |
|---|---|---|---|
| Artist 12 3rd (幅 約33cm) | 生まれやすい | 据え置き型の大きめなデバイス | ✅ Razer Tartarus V2 ✅ TourBox Elite Plus |
| Artist 16 3rd (幅 約41cm) | 限られやすい | 膝の上で使えるタイプや小型デバイス | ✅ XPPen ACK05 ✅ CLIP STUDIO TABMATE 2 |
液タブ本体がコンパクトで取り回しが良いため、デスク上に余裕が生まれやすいです。そのため、Razer Tartarus V2のような少し大きめのデバイスを横に並べて置いても、圧迫感が少なく快適に運用できます。
12インチモデルよりも横幅が約8cm広くなります。限られたデスクスペースに置く場合、液タブの横に大きなデバイスを並べるのが難しくなります。このような環境では、TABMATE 2のように膝の上で使えるワイヤレスタイプや、手のひらに収まるACK05がより適してきます。

注目ポイント📌
「液タブを置いたら、左手を置くスペースはどれくらい残るか?」をシミュレーションしてからデバイスを選ぶと、購入後に配置で悩む失敗を防げます。
専用ドライバの使いやすさと設定の安定性

左手デバイスを導入する上で、多くの人が最初につまずくのが「キーの割り当て(マッピング)設定」です。また、「他の液タブやマウスのドライバと喧嘩して動かなくなるのでは?」という不安もよく耳にします。
各デバイスがどのような仕組みで設定を行うのか、一目でわかるように表にまとめました。
| 機種 | 設定ソフト・方法 | 特徴・知っておくべき注意点 |
|---|---|---|
| XPPen ACK05 | 専用ドライバ (PC) / アプリ (Android) | 💙 他社製液タブとの干渉を防げる「単体版ドライバ」が用意されています。※古い在庫は最初にPCでアップデートを行う必要があります。 |
| TABMATE 2 | 不要(クリスタアプリ内で完結) | 💙 面倒なインストールは一切不要です。⚠️ OSのBluetooth設定から繋ぐと認識されなくなる点だけ注意してください。 |
| TourBox Elite Plus | TourBox Console (PC/タブレット) | ✅ 各OS向けの専用アプリで細かく設定できます。PCで作った設定をタブレットへ手動で移すことも可能です。 |
| Razer Tartarus V2 | Razer Synapse 3 (Windows専用) | ✅ Logicoolなどの他社製デバイスと同じPCで併用しても、システム上で干渉して動かなくなる心配はありません。 |
| 8BitDo Micro | 8BitDo Ultimate Software (スマホ/PC) | ⚠️ スマホアプリで設定できますが、不具合を防ぐための初期ファームウェアの更新にはPCが必須です。 |
それぞれもう少し詳しく見てみましょう。
- 他社製液タブとの併用も安心な「ACK05」:ACK05には、Wacomなど他メーカーの液タブとのドライバ干渉を避けるための「単体版ドライバ」が用意されています。もちろん液タブ本体と同じXPPen製品で統一すれば、一つのドライバで管理ができてさらに楽になります。ただし、購入した本体のバージョンが古い場合、Androidなどで使うには最初にWindows PCへ有線接続してアップデート作業を行う必要がある点には注意してください。
- アプリ内で全て完結する「TABMATE 2」:面倒な専用ドライバのインストールが不要です。クリスタのアプリ内から直接Bluetooth接続を行う仕様になっており、iPadやAndroidでもPCと全く同じように設定をカスタマイズできます。ただし、一般的なワイヤレスイヤホンのようにOS標準のBluetooth設定画面から繋ぐと、クリスタ側で認識できなくなってしまうため注意してください。
- 細かいカスタマイズが光る「TourBox Elite Plus」:PC版はもちろん、iPad版やAndroid版のアプリが用意されており、幅広い環境で好みに合わせた設定を組むことができます。自動のクラウド同期機能はありませんが、PCで作ったこだわりの設定ファイルを書き出して、タブレット側へ手動で読み込ませて引き継ぐことができます。
- 他社製マウスと混在させても大丈夫な「Razer Tartarus V2」:設定ソフト「Synapse 3」はWindows専用です。「普段はLogicoolのゲーミングマウスを使っているから、Razerのソフトを入れると不具合が起きそう」と心配するかもしれませんが、それぞれ独立して管理されるため、干渉してどちらかが使えなくなることはありません。安心して導入できます。
- PCが必須な点に注意したい「8BitDo Micro」:「8BitDo Ultimate Software」というモバイルアプリを使って、スマホやiPadから手軽にキーボードモードのボタン割り当て(マッピング)ができます。ただし、iPadやAndroid環境で「接続がすぐに切れる」という初期の不具合を解消するには、必ずWindowsかMacのPCに有線接続してファームウェアのアップデートを行う必要があります。ご自身でPC環境をお持ちでない場合は注意が必要です。
注目ポイント📌
PCの扱いにあまり自信がない方や、ドライバの不具合トラブルを避けたい方は、アプリ内で設定が完結するTABMATE 2や、他社製品への配慮がされているACK05から選ぶのがオススメです。
その価格差に見合う時短効果はあるか?

左手デバイスは数千円の手頃なものから数万円のハイエンド機まで様々ですが、この価格差はそのまま「作業時間の短縮効果」と「体への負担軽減」に直結します。
まずは、予算をどこまでかけると、どのような快適さを買い戻せるのかを価格帯別にまとめました。
| 予算の目安 | 機種 | 得られる快適さ・時短効果 | |
|---|---|---|---|
| 約3,690円〜 | 8BitDo Micro | 約3,000円台という手軽さながら16個のボタンを搭載する高いコスパ。 | |
| 約6,500円 | XPPen ACK05 | この価格でダイヤル操作が手に入り、キャンバスの回転やブラシサイズの変更が滑らかになる。 | |
| 約9,900円〜 | CLIP STUDIO TABMATE 2 | 机に手を置く必要がなくなり、長時間の作画でも首や肩への負担が和らぐ。 | |
| 約10,000円台 | Razer Tartarus V2 | 32個のキーに多数のツールを割り当てられ、PC作業のあらゆる操作を片手でカバーできる。 | |
| 約44,000円 | TourBox Elite Plus | 触覚によるフィードバックで手元を見ずに操作が完結し、毎日の作業時間が目に見えて短縮される。 | |
上記の価格帯を踏まえた上で、それぞれの機種が持つメリットとデメリットを比較してみましょう。
| 機種 | デメリット | メリット | ||
|---|---|---|---|---|
| 8BitDo Micro | ⚠️ファームウェアの更新にPCが必須となる。ダイヤルは非搭載。どうしても押しにくいボタンがある。 | ✅約3,690円で16ボタン。超軽量で持ち運びやすく、ゲームにも使える。 | ||
| XPPen ACK05 | ⚠️ボタン数が10個と少なめ。 | 💙約6,500円でダイヤル付き。純正ならではの相性の良さ。 | ||
| TABMATE 2 | ⚠️クリスタ以外のソフトでは汎用性が下がる。 | ✅空中で操作でき、長時間の姿勢が非常に楽になる。 | ||
| Razer Tartarus V2 | ⚠️PC専用でモバイルOSでは使えない。 | ✅32個のキーを約1万円台で手に入れられる制圧力。 | ||
| TourBox Elite Plus | ⚠️非常に高価。電池式でやや重い。 | ✅画面を見ずに操作でき、日々の作業時間が目に見えて短縮される。 | ||

注目ポイント📌
左手デバイスは「作業時間を短縮するだけではなく、疲れにくくするための道具」です。少し予算を上げてダイヤル付きを選べば、毎日の作業が格段に早く終わるようになり、結果的に価格以上の価値を感じられるはずです。
あなたにぴったりの相棒はどれ?最適解と最終チェック

ここまで5つのデバイスを様々な角度から比較してきました。ご自身の作業スタイルや予算に合わせた最終チェックとして、総まとめ表と、それぞれのデバイスがどんな人に向いているのかを整理しました。
評価軸ごとの総まとめ
| 機種 | 携帯性 | 姿勢の自由度 | 汎用性 (ソフト・OS) |
|---|---|---|---|
| XPPen ACK05 | 💙高い | ✅標準的 | ✅幅広い |
| CLIP STUDIO TABMATE 2 | ✅高い | 💙非常に高い | ⚠️クリスタ特化 |
| TourBox Elite Plus | ❌️低い (据え置き) | ✅標準的 | 💙非常に高い |
| Razer Tartarus V2 | ❌️低い (据え置き) | ✅標準的 | ✅PCソフト全般 |
| 8BitDo Micro | 💙非常に高い | 💙非常に高い | ✅幅広い (ゲーム含む) |
向いている人・向いていない人の最終確認
| 機種 | こんな人にオススメ | こんな人には不向き |
|---|---|---|
| XPPen ACK05 | ・純正のデバイスを使いたい人 ・カフェなど外にも持ち出したい人 | ・10個のボタンでは足りず、多くのショートカットを直接呼び出したい人 |
| CLIP STUDIO TABMATE 2 | ・クリスタをメインで使い、自由な姿勢で作業の負担を減らしたい人 ・16インチモデルなどでデスクの空きが狭い人 | ・PhotoshopやIllustratorなど、クリスタ以外のソフトをメインで使う人 |
| TourBox Elite Plus | ・イラストだけでなく動画や写真編集も行い、作業時間を大きく短縮したい人 | ・できるだけ予算を抑えたい人 ・手軽に外へ持ち運びたい人 |
| Razer Tartarus V2 | ・12インチモデルを使用していてデスクに余裕があり、PCゲームも楽しむ人 | ・Android端末やiPadで絵を描く人 ・外に持ち運びたい人 |
| 8BitDo Micro | ・できるだけ安く、たくさんのボタンを使いたい人 ・荷物を軽くして持ち運びたい人 | ・PC(Windows/Mac)を持っていない人 ・ダイヤルを使って直感的に操作したい人 |

Artist 12 & 16 3rdの素晴らしいペン性能は、左手デバイスを組み合わせることでさらに輝きます。ぜひご自身のスタイルやデスク環境にぴったりの相棒を見つけて、快適な創作環境を作ってください。


免責事項:本記事で紹介する情報は、筆者が調査した時点のものです。製品の仕様、価格、サービスの機能は将来的に変更される可能性があります。最終的な判断は、必ず公式サイトの一次情報を確認の上、ご自身の責任で行ってください。
📚 参考ソース






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