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XPPen Pilot Proは動画専用?クリスタでの使い勝手とMovinkPad対応状況

XPPen Pilot Proの実機レビュー。クリスタやMovinkPadでの実力を徹底検証したアイキャッチ画像

2026年5月18日、液タブ&ペンタでお馴染みのXPPenから、まるでPlayStation 5のコントローラーのような流線型の左手デバイス「Pilot Pro 編集コンソール」が発表されました。

公式サイトを見ると「動画編集に最適!」と強力にプッシュされており、ペンタブメーカーの製品でありながらイラスト用途についてはほとんど触れられていません。これを見て、「クリスタでは使えないの?」「自分が愛用しているAndroidタブレットでも動く?」と戸惑った方も多いと思います。

XPPenの左手デバイスといえば、すでに安価で薄型のお絵描き用テンキーとして「ACK05」が存在します。今回は、それとは全く異なるアプローチで登場したハイエンド機「Pilot Pro」に焦点を当て、クリスタなどのイラスト制作アプリでも使えるのか、そしてMovinkPadなどのモバイル環境に対応するのかという点に絞り、解説していきます。

本記事で紹介する情報は2026年5月時点のものです。将来的なソフトウェアアップデートにより、仕様や対応OSが大きく変わる可能性や、価格改定が起こる可能性がある点にご留意ください。

▼ Pilot Pro 基本情報・対応環境

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項目詳細
価格29,980円(税込)
対応OSWindows 10以降 / macOS 11.0以降
非対応環境Android / iPadOS (※現状非対応)
接続方式有線 / Bluetooth 5.4 / 低遅延USBレシーバー
【結論】この記事のまとめ📌

✍️ イラスト制作 → クリスタ等で問題なく使えるが、初期設定の手間あり
📱 モバイル環境 → 現状はWindows/Macのみで、iPadやAndroidには非対応
🎬 動画編集 → DaVinci Resolve環境なら間違いなく最高の左手デバイス
🧊 3Dモデリング → SpaceMouseの代わりにはならない(現状はカメラ動作がカクつく)
🖐️ 左右の利き手 → 持ち方を変えるだけで右利き・左利きどちらも快適に操作可能

この記事で分かること📖
🚀 クリスタでの実力:動画専用デバイスを絵描きが使うとどうなるか?
🤔 将来的な可能性:MovinkPadユーザーが少し様子見する価値がある理由
🔧 魅力的な設計:心地よいダイヤルと完璧なエルゴノミクス
💸 TourBoxとの比較:高いコスパの裏に潜む注意点とは?

目次

MovinkPadやiPadユーザーは様子見を!「OSの壁」と将来的な可能性

MovinkPadやiPadなどモバイルOSでのXPPen Pilot Proの対応状況と将来性を解説するイメージ
現状はWindowsとMac専用です。iPadやAndroidをメイン環境としている方は、公式の対応アプリがリリースされるまで様子見するのが無難です。

Wacomの「MovinkPad」やXPPenの「Magic Drawing Pad」といったAndroid搭載機、あるいは「iPad Pro」などのモバイル環境をメインの制作環境としている場合、今はまだPilot Proを買うべきではありません。

現状、Pilot Proが対応しているのはWindows 10以降とmacOS 11.0以降(Mac側のOS)のみです。モバイル端末に繋いでも、専用の設定アプリが用意されていないため、タブレット機単体では全く使えません。

ただ、私個人の見解ではありますが、将来的なアップデートでモバイルOSに対応する可能性は高いと考えています。その根拠として、以下の要素が挙げられます。

将来的な可能性
  • ハードウェアは完成済み:最新規格のBluetooth 5.4を搭載しており、iPadやAndroidとワイヤレス接続できるスペックはすでに備わっています。
  • 「ACK05」の実績:同社の左手デバイス「ACK05」も、発売後のアップデートでiOSやAndroidに対応し、対応OSを広げてきた実績があります。
  • モバイル向けクリエイティブアプリの台頭:iPad版のDaVinci ResolveやFinal Cut Proなど、モバイル環境でも本格的な動画編集が行える時代です。Pilot Proのターゲット層と確実に重なるため、メーカーもここを放置しないはずです。

一方で、現状すぐにモバイル対応していない背景には、技術的な課題もあると推測されます。

モバイル対応への高いハードル

単純なキー入力デバイスとは異なり、Pilot Proには「ハプティクス(触覚フィードバック)」や「ジョイスティック」といった複雑な入力機構が備わっています。これらを制約の厳しいモバイルOS上で完璧に制御する専用アプリを開発し、PC版と同じ極上の操作感を再現するには、相応の開発期間がかかるのが実情だと思います。

XPPenはユーザーコミュニティの声を拾って製品を育てていくメーカーです。まずは主戦場であるPC環境での足場を固めた後、モバイル対応のアップデートを一緒に待ちましょう。

アップデートを待たずに、今すぐMovinkPadやiPadで使える左手デバイスが欲しい!」という方は、おすすめ機種を以下の記事でまとめています。

注目ポイント📌
現状はPC(Windows/Mac)専用機です。AndroidやiPadをメインで使っている方は、公式のモバイル対応アナウンス(専用アプリのリリース)が出るまで様子見するのがおすすめです。

公式は動画専用と言うけれど…クリスタなどのお絵描きアプリでの真の実力

XPPen Pilot ProをCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)などのイラスト制作アプリで左手デバイスとして活用するイメージ
初期設定の手間はかかりますが、ジョイスティックやダイヤルに自由にショートカットを登録できるため、クリスタでも強力な左手デバイスとして活躍します。

公式サイトでは動画編集や写真現像ソフトばかりが強調されています。結論からお伝えすると、CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)などのイラスト制作アプリでも全く問題なく利用できます。

Pilot Proは「PilotController」という専用ソフトを使ってPCと連携します。このソフトを使えば、本体にあるボタンや3つのダイヤル、ジョイスティックに任意のキーボードショートカットや強力なマクロを自由に設定できるため、クリスタのほぼ全ての操作を登録し、最強の左手デバイスとして活用できます。

クリエイターの作業時間を大幅に短縮するXPPen Pilot Proのジョイスティックとダイヤル。クリスタのショートカットを直感的に操作するイメージ
ジョイスティックと独立したダイヤルの組み合わせで、直感的な操作が可能です。キャンバスの移動やブラシの拡大縮小も、ペンを止めることなくスムーズに行えますよ。
ブラインドタッチに最適化されたXPPen Pilot Proの立体的なボタン群。複雑なマクロやショートカットをミスなく入力できる設計
手元を見なくても指先の感触で判別できる、段差付きのボタン設計です。頻繁に使う「取り消し」や「レイヤー追加」を登録しておけば、作業のテンポが目に見えて向上します。

▼ イラスト制作での具体的な活用イメージ

  • 3つの独立したダイヤル:「ブラシサイズの拡大・縮小」「キャンバスのズーム」「キャンバスの回転」といったアナログな微調整に最適です。
  • ジョイスティック:キャンバスの縦横無尽なスクロール(手のひらツール)に割り当てると、作業領域の移動が非常にスムーズになります。
  • 立体的な配置のボタン:ブラインドタッチがしやすいため、「取り消し(Undo)」「やり直し(Redo)」「ペンと消しゴムの切り替え」「レイヤー追加」など、頻繁に使う操作の登録に向いています。
左手にXPPen Pilot Pro、右手にパソコンを配置し、キーボード入力の手間を省いた快適なクリエイター向けデスクセットアップのイメージ
左手にPilot Pro、右手にマウスやペンを構えれば、キーボードに手を伸ばす必要のない快適な作業環境が完成します。よく使う操作を手元に集約することで、長時間の制作もかなりラクになりますよ。

使い始めるにあたって、いくつか知っておくべき懸念点もあります。

  1. 初期設定の手間がある(公式プリセットなし):Premiere ProやDaVinci Resolveには公式プリセットが用意されていますが、現時点ではクリスタ用は初期状態では空です。使い始めに自分自身でショートカットを1つずつ登録していく手間がかかります。(※今後のアップデートで「キーマップ」が追加される可能性は十分にあります)
  2. 神機能「HUD」が学習をサポート:自分で設定したボタンを忘れてしまっても、画面上に割り当て状況をオーバーレイ表示できる「HUD(ヘッドアップディスプレイ)機能」が備わっています。これを見ながら操作できるため、使いこなすまでの学習コスト(設定の暗記が必要ない)下がります。
  3. 実はオーバースペックかも?:ブラシサイズの変更や取り消し程度のシンプルな操作しかしない場合、Pilot Proは少し機能が多すぎるかもしれません。イラスト用途に絞るなら、安価で薄い同社の「ACK05」の方が片付けやすく取り回しが良いです。

もっとシンプルな操作性や、持ち運びやすさを重視するなら、同じXPPenの薄型デバイス「ACK05」がおすすめです。ライバル機種との違いも詳しく解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。

なぜ公式はお絵描き用として宣伝しないのか?

これは私の完全な憶測でしかありませんが、液タブ・ペンタブメーカーとして有名なXPpenが、あえてお絵描き市場を無視しているのには計算された戦略があるように思います。

  • 既存機「ACK05」との兼ね合い:安価でお絵描き用として完成された自社のACK05の市場奪わないため(ネット検索での競合)。
  • 動画編集市場へのブランド拡大:TourBoxなどのハイエンドなクリエイター向け左手デバイスに対抗するためのフラッグシップ機なため、動画編集での機能性に特化してアピールしている。
  • バイラル狙い:「言わなくても、ガジェット好きな絵描きなら左手デバイスとして拡散してくれる」という思惑も感じられます。
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注目ポイント📌
クリスタでも左手デバイスとして機能しますが、初期設定の手間がかかります。シンプルな操作で十分な絵描きさんには、従来のテンキー型(ACK05など)のほうが手に馴染むかもしれません。

コスパと直感操作!Pilot Proの多機能スペックと操作感

29,980円で直感操作を実現するXPPen Pilot Proの多機能スペックと秀逸なハードウェア設計
心地よい触覚フィードバックや、手元を見ずに操作できる段差付きボタンなど、価格以上の極上な操作感を味わえます。

ここでは、Pilot Proのハードウェアとしての魅力と、メーカーの強いのこだわりを解説します。

サイズ感やダイヤルの配置、実際の操作スピード感については、以下の公式動画を見ていただくとイメージが掴めます。

Pilot Proは29,980円というハイエンド機であり、非常に機能性の高さとスペックを誇ります。

まずは基本スペックと、ガジェットとしての魅力的な仕様をリストにまとめました。

  • 3種の接続方式:有線 / Bluetooth 5.4 / 低遅延USBレシーバーに完全対応
  • ロングバッテリー:最大15日以上持続する安心感
  • マルチデバイス対応:背面に「Bluetooth2台瞬時切替スイッチ」を搭載
  • 秀逸なデザイン:PS5のコントローラーを彷彿とさせる流線型フォルム
  • 実用的な底面設計:強力なラバーグリップにより、激しく操作してもピタッと吸い付く
  • 付属品:持ち運びに便利な高品質キャリングケースが付属
約3万円のハイエンド左手デバイス「XPPen Pilot Pro」の充実したパッケージ内容。専用の高品質キャリングケースなどの付属品一式
ハイエンド機にふさわしい充実したパッケージ内容です。専用のキャリングケースが標準で付属するので、外出先や別の作業部屋へも気軽に持ち出せますよ。

右手にマウス、左手にPilot Proというスタイルを構築すれば、キーボードに手を伸ばす必要がなくなるほどの完成度です。そして、私が実機を触って最も魅力的に感じたのが、以下の4つの設計です。

ここが魅力!4つのハードウェア設計
  1. 心地よい触覚フィードバック:3つのダイヤルには、回すたびに物理的な感触を生み出すモーターが内蔵されています。設定アプリから「強(しっかりしたクリック感)」「弱(わずかな感触)」「オフ(滑らか)」の3段階で調整でき、まるで高級オーディオのツマミを回しているかのような心地よい感触を味わえます。
  2. 完璧なブラインドタッチを生む段差:側面に配置された8つのボタン(左右に4つづつ)は、ただ並んでいるだけでなく、微妙な段差や外側への膨らみが設けられています。これにより、手元を一切見なくても指先の感触だけで確実にボタンを判別できる秀逸な設計です。
  3. 隠しギミックのような「4つのタッチセンサー」:ダイヤルの中央部が、実は「4つのタッチセンサー」になっています。ここをダブルタップすることで、カスタマイズのレイヤー(モード)を瞬時に切り替えられる機能が搭載されています。
  4. 右利き・左利き両対応のエルゴノミクス:形状はエルゴノミクスマウスに似ており、一見すると右手を添えると届かないボタン(左のサイドボタン4つ)が出てくるため、左手専用に見えます。しかし、デバイスを横向きに変えるだけで、右手で操作したい方でも全てのボタンにアクセスできるデザインに仕上がっています。
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おまけに、DaVinci Resolveなどの動画編集ソフトでは、ジョイスティックやダイヤルを使って直接スライダーの数値を操作できるという、動画編集者にとって嬉しい機能も備わっています。

XPPen Pilot Proのジョイスティックを活用し、動画編集の長いタイムラインをスムーズに移動する様子
ジョイスティックを倒すだけで、タイムラインのスクロールや再生ヘッドの移動が直感的に行えます。動画編集につきものの、マウスを何度も持ち上げる手首の疲労を大きく減らしてくれます。
ハイエンド機にふさわしい充実したパッケージ内容です。専用のキャリングケースが標準で付属するので、外出先や別の作業部屋へも気軽に持ち出せますよ。
ダイヤルを回すだけで、細かな数値調整が可能です。マウスで小さなスライダーを掴む手間が省けるため、長時間の編集作業もかなり快適になりますよ。

注目ポイント📌
ダイヤルやノブのフィードバックの感触と、手元を見ずに操作できるデザインは秀逸です。約3万円という価格でこの品質が手にはいるのなら、導入を検討する価値があります。

3Dマウスの代わりになる?「SpaceMouse」と比較

Blenderなどの3DソフトにおけるXPPen Pilot Proの活用法とSpaceMouseとの比較イメージ
SpaceMouseのような滑らかなカメラ操作には現状非対応ですが、視点ジャンプやスカルプト用のショートカット入力デバイスとしては非常に優秀です。

「ジョイスティックとダイヤルがあるなら、Blender等の3DソフトでSpaceMouse(高価な3Dモデリング用マウス)の代わりになるのでは?」と期待する人も多いかもしれません。

しかし実際には、滑らかな操作を行う3Dマウスの代わりとしては、現時点では少し劣る部分があります。

最大の理由は、Pilot ProがBlenderのカメラ操作に対応しておらず、キーボードの入力をジョイスティックに出力(キーを連打)しているだけだからです。SpaceMouseのように「回転させながら奥にズームしつつ右に移動する」といったシームレスな操作はできず、どうしても視点移動がカクカクしてしまいます。

カメラ操作は今後のアップデートに期待

現時点では入力の「リピート速度」などの細かな制御ができず、カメラ操作がスムーズにいきません。しかしハードウェアのポテンシャル自体は十分すぎるほど備わっているため、今後XPPen側が3Dソフトの視点コントロールに最適化するアップデートを提供してくれれば、3D界隈でも大化けする可能性を秘めています。

とはいえ、SpaceMouseのようなヌルヌルとしたカメラワークができないだけで、Blenderを操作する上での左手デバイスとしては大いに活躍します。

  • 視点ジャンプの爆速化:ジョイスティックの8方向入力にテンキー(1で正面、3で右など)を割り当てます。ゲームのコマンド入力のように、スティックをカチャッと倒すだけで瞬時に任意の視点へスナップでき、作業テンポが目に見えて向上します。
  • スカルプトでの直感操作:3つのダイヤルに「ブラシサイズ変更」「ブラシの強さ」「ズーム」を割り当てれば、右手でのペン操作を止めることなく直感的な造形が可能です。
  • 多数のショートカットの集約:Blender特有の多いショートカットを、モデリング用・スカルプト用など作業モードごとにプリセットを切り替えて運用できます。

「3D空間を自由自在に操るカメラ操作」を求めるならSpaceMouse一択です。しかし、「視点切り替えやブラシ調整、ショートカット入力を1つのデバイスで効率化したい」のであれば、Pilot Proは非常に優秀な選択肢になります。

注目ポイント📌
現状、滑らかな視点移動を伴うSpaceMouseの完全な代わりにはなりません。しかし、視点ジャンプやスカルプト用のショートカットデバイスとしては、作業を強力に効率化してくれます。

購入前に知るべき最大の懸念点!ジョイスティックの耐久性と設定ソフトの課題

購入前に確認したい、XPPen Pilot Proのジョイスティックの耐久性や設定ソフトの注意点をまとめたイメージ
導入前に知っておきたい、ジョイスティック特有の摩耗リスクや、設定ソフトの現状の課題について整理しました。

Pilot Proは非常に魅力的なデバイスですが、約3万円という価格を踏まえても、購入前に知っておきたい注意点が2つあります。

それは「耐久性の懸念」と「発売直後ゆえのソフトウェアの未成熟さ」です。

耐久性や設定ソフトの不安点
  • 弱点①:ジョイスティックの宿命「ドリフト現象」
    Pilot Proの最大の魅力であるジョイスティックですが、このパーツは長期間酷使すると内部の摩耗により、「触っていないのに勝手に入力される」いわゆるドリフト現象が起こるリスクを持っています。
    一般的なメカニカルスイッチとは異なり、アナログスティックは物理的な摩耗が避けられません。公式スペックにも磁気式(ホールエフェクトセンサー)のような高耐久設計の記載がないため、将来的な寿命には不安が残ります。ただ、本製品には18ヶ月の長期メーカー保証がついています。保証期間内の不具合にはしっかり対応してもらえるのは、非常に大きな安心材料です。
  • 弱点②:設定ソフトの未成熟さとUIの粗さ
    専用の設定ソフト「PilotController」は、発売直後ということもあり、まだ粗削りな部分が目立ちます。
    実機を調査して一番ストレスになるのが、設定ソフトを非アクティブ(裏画面)にしていても、手元のコントローラーを操作するたびに画面のUIが連動してチカチカ動いてしまうバックグラウンド挙動です。また、画面に呼び出せるポップアップメニューも、ライトテーマにしないと文字が見えにくいといったバグがあり、今後のソフトウェアアップデートによる改善が強く望まれます。(流石にすぐに改善されると思います。)

注目ポイント📌
ハードウェアの作り込みと直感的な操作性は、間違いなく価格以上の価値があります。発売直後ならではの耐久性の懸念や、ソフトウェアの発展途上な部分に納得できるなら、作業効率を目に見えて引き上げてくれる最高の相棒になってくれますよ。

最終的なまとめ:結局、どんな人に向いているデバイスなのか?

XPPen Pilot Proの総合評価と、作業環境に合わせたおすすめな人・見送るべき人のまとめ
作業効率を一段階引き上げてくれるポテンシャルは十分にあります。ご自身の制作環境にマッチするかどうか、最終確認にお役立てください。

ここまで詳細にレビューしてきましたが、「結局、自分に合っているの?」と迷っている人は、最後にもう一度チェックしてみてください。

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評価軸評価詳細
コスパ💙💙💙約3万円でこのハードウェア品質と多機能さは破格。
操作性💙💙💙ハプティクスダイヤルと段差ボタンにより、ノールック操作の極み。
耐久性⚠️ジョイスティック特有のドリフトリスクあり(18ヶ月保証でカバー)。
ソフト⚠️今後のアップデートに期待。現状はUIの粗さやプリセット不足が目立つ。
携帯性💙💙専用ケース付属。据え置きとしても安定感抜群。
こんな人におすすめ
  • PC環境で動画編集をメインに行うクリエイター(特にDaVinci Resolveユーザー)
  • マクロやショートカットを極めたいメカ好きの方(TourBox等のハイエンド機から、さらなる直感操作を求めている方)
こんな人には向かない
  • モバイルOSをメイン環境としている方(MovinkPadやiPadユーザーは、公式対応まで様子見)
  • 3Dモデラー(SpaceMouseのような滑らかな視点移動を期待している方)
  • 圧倒的な耐久性を求める方(可動部のない堅牢性を重視するなら、TourBoxがおすすめ)
  • シンプルな操作で十分なイラストレーター(ブラシ変更やUndo程度なら、同じXPPenのACK05などがおすすめ)

XPPen Pilot Proは、現状のソフトウェアに荒削りな部分は残すものの、約3万円という価格で非常に高い操作性を手に入れられる、最高の左手デバイスです。

作業効率を一段階引き上げてくれるメイン機材になり得るポテンシャルを秘めています。ご自身の制作環境にマッチすると感じた方は、ぜひ導入を検討してみて下さい。

XPPen Pilot Pro
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • ジョイスティックと3つのダイヤルによる究極の直感操作を実現。
  • 触覚フィードバックの極上の感触。
  • 手元を見ずに操作できる完璧なブラインドタッチ設計。
  • 約3万円で最高峰の機能が手に入るコストパフォーマンス。
デメリット
  • 長く使用するとジョイスティック特有のドリフト現象が起きる可能性がある。
  • 設定ソフトが発展途上で、プリセットが少ない。
  • 現状はAndroidやiPadには非対応(Windows/Macのみ)。
  • 3Dソフトでの滑らかな視点移動には現状非対応。
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この記事の制作プロセスについて
CreateBitの記事は、「AIをクリエイティブな時間を確保するためのパートナー」として活用し、すべて筆者の最終的な責任のもとで編集・公開しています。CreateBitのAI活用とコンテンツ制作に関するより詳しい基本方針は、こちらのページでご覧いただけます。

免責事項:本記事で紹介する情報は、筆者が調査した時点のものです。製品の仕様、価格、サービスの機能は将来的に変更される可能性があります。最終的な判断は、必ず公式サイトの一次情報を確認の上、ご自身の責任で行ってください。

📚 参考ソース

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この記事を書いた人

元デザイン会社のディレクターです。クリエイティブ現場で役立つ効率化のコツ、便利なサービス、海外デザイン素材を紹介。AI時代のクリエイターの新しい働き方を深く掘り下げていきます。

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